小野 勝 代表(ウィンフィールド青葉台テニスクラブ)のインタビュー

ウィンフィールド青葉台テニスクラブ 小野 勝 代表

ウィンフィールド青葉台テニスクラブ 小野 勝 代表 MASARU ONO

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

テニスをしていた母に勧められ、高校から大学まで部活に勤しんでいました。当時はまさか将来テニスが仕事になるとは思ってもいませんでした。大学を卒業してから就職したのも東急百貨店のスポーツ売場でしたからね。『ウィンフィールド青葉台テニスクラブ』は東急グループが携わって出来たクラブです。その成立は30年前に遡ると聞いています。私は違う部署にいたんですが、学生時代にテニスをしていたという経験を買われ、人が足りない時に手伝うようになりました。最初は週に1回だったのが、2日となり、3日となって、ついには販売部からこのクラブの運営事業部に移動になっていたという次第です(笑)。
時代が変わり、東急グループがこのクラブの運営を考えるということになった時、私は自分から手を挙げて新しく会社を立ち上げ、この事業を引き継ぐこととなりました。私の代になってからでも、もう11年というところでしょうか。これからも地域の皆様の憩いの場としてのテニスクラブを守り続けていきたいと考えています。

『ウィンフィールド青葉台テニスクラブ』の概要をお話しください。

私どもは会員制のテニスクラブと、テニススクールとを運営しています。クラブのほうは平日は主婦の方、あるいはお仕事を引退された方のご利用が多く、休日は休日でサラリーマン世代の方のご利用が多くなっています。クラブは年会費のみのご料金となっており、月会費や毎回のコート使用料等はいただいていません。皆さん、思い思いに自由にテニスを謳歌しておられるものと思っています。

当クラブは地域密着型のクラブとしてこれまで歩んできました。ご近所さん連れ立ってのご利用や、親子で楽しまれている方々もたくさんいらっしゃいます。
こちらではジュニア&マザー、あるいはキッズ&マザーと呼んでいますが、お子さんが通っているお母さんには、通常の半分のご料金でテニスを楽しんでいただけます。テニスという共通の話題が、親子の絆をより確かなものにするきっかけになっていただければ幸いに思います。

スクールはどのような形式になっているのでしょうか?

テニススクールでは、幼稚園から大人の方まで、それぞれ初級から上級までのクラスに分けて丁寧な指導をおこなっています。また、選手を育成するクラスとしてジュニアアカデミーを擁しており、こちらでは中学生を中心に、小学生から高校生までの子ども達が高い目標を持って練習に取り組んでいます。アカデミー生の大半が、学校のテニス部に所属しながら、当スクールでも練習をおこなっているという形になります。
全国レベルの大会に出場する選手も在籍しておりますが、今後は日本を飛び越え、世界で活躍するような選手を育てていければと考えています。

指導される際、心掛けていることはどんなことでしょうか?

まずはテニスの楽しさをわかっていただくことが先決になります。身体を動かすことはもちろん、ボールを打つ快感や、ラリーの楽しさなど、体感していただいてこそわかるものがたくさんあります。まだ小さなお子さんの場合、軽くて飛ばないボールをレッスンに使用しています。なにしろ、つながらないと面白さは半減ですから、小さいうちからラリーが出来るような形をとっているんです。

早く伸びる方、ゆっくり少しずつ成長する方。上達の速度はさまざまですが、お客様がレベルアップしていくのをつぶさに見ていけるのは指導者としてなによりも嬉しいことです。
自分が上手くなっているかどうかは、なかなか本人にはわかりづらいものなんですが、そこは私どもコーチが声を掛けていくことで、皆さんのモチベーションのアップにつなげていきたいと思っています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。

「閑静な住宅街の中にあるアットホームなテニスクラブ」というのが私どものキャッチフレーズです。住宅街の真ん中に位置するテニスクラブは今では珍しい存在でしょうね。先にあったからこそなわけで、今、この環境に似たものを作るのは難しいかもしれません。
『ウィンフィールド青葉台テニスクラブ』では、テニスだけを楽しむのではなくて、アフターテニスも等しく楽しんでいただけたらと思っています。会員の皆様も、練習が終わって、お茶を飲んで歓談する時間を何よりの楽しみとされているようです。地域の社交場としての役割は今後も続いていくものですし、続けなければならないと考えています。
是非一度足を運んでみてください。テニスはもちろん、新たな楽しみがこの場所には広がっています。

※上記記事は2012.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

ウィンフィールド青葉台テニスクラブ 小野 勝 代表

ウィンフィールド青葉台テニスクラブ小野 勝 代表 MASARU ONO

ウィンフィールド青葉台テニスクラブ 小野 勝 代表 MASARU ONO

  • 好きな本・愛読書: テニス関連書籍
  • 好きな映画: 洋画(アクション)
  • 好きな言葉・座右の銘: 継続は力なり
  • 好きな音楽・アーティスト: サザンオールスターズ
  • 好きな場所・観光地: ゴルフ場
  • 生年月日: 1963年1月30日
  • 出身地: 神奈川県
  • 血液型: A型
  • 趣味・特技: ゴルフ

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