かやま こうた オーナー(鮪や鮮太)のインタビュー

鮪や鮮太 かやま こうた オーナー

鮪や鮮太 かやま こうた オーナー KOTA KAYAMA

横須賀市出身。21歳からマグロ卸に携わること25年。卸業だけでなく、マグロの小売にも挑戦しようと思い立ち、2022年4月天然マグロ専門店『鮪や鮮太』をオープン。(東急田園都市線 市が尾駅より徒歩10分)

マグロ一筋25年。コロナ禍をきっかけに新たなチャレンジ

横須賀の会社に勤めていた21歳のころ、ひょんなことからマグロ卸の会社を手伝う運びとなり、それから25年間、マグロ道一本でこれまでやってきました。長年マグロ業界に関わり続け、2015年にお世話になっていた方が引退されるということで、私が事業を引き継ぐ形で開業しました。数年間はマグロ卸のみを事業の主軸においていましたが、如何せん卸業だけでは頭打ちになるなと感じまして…。コロナウイルスの影響も後押しして、マグロの小売業にも挑戦してみようと思い立ち、2022年4月に天然マグロ専門店『鮪や鮮太』をオープンしました。

経験に裏打ちされた良質なマグロのみを取り扱う

25年間、マグロ卸に携わって培われた目利き力で厳選したメバチマグロがなんといっても当店の目玉です。ご家庭で広く一般的に親しまれているメバチマグロをメインに取り扱っています。
また、三崎港に足繁く通って築き上げた横のつながりに支えられ、信頼できるビジネスパートナーから良質なアイルランド産天然本鮪を仕入れられているのも大きいですね。天然本マグロは漁獲量や流通量も制限されているので、新規参入はなかなか難しい分野です。当店が天然本鮪を取り扱っていけるのは、三崎の仲間達のおかげです。彼らは「俺と組むと儲からない」なんて言っていますが。笑

やるべきことをコツコツと。かやまさんの目指す誠実なお店づくり

やるべきことをちゃんとやる、正直これに尽きると思っています。より良いコストパフォーマンスをご提供するためにマグロの品質と商品価格のバランスを模索したり食品ロス問題など、お店を経営していると気にかけるべきところは沢山あります。確かに安いだけのものは、最初は売りやすいかもしれませんが…それは私の目指すところとは異なります。やはり、自分が本当に良いと思うものをお店に並べること。これをコツコツと実直にやっていくことでマグロの味の違いを浸透させていき、愛され続けるお店づくりができるのではないかと、そう信じて日々お店を開けています。

日々の食卓へ、鮮太のマグロを届けたい

今はこの店の目玉商品である「天然目鉢マグロ」の本当の良さを、地域のお客様に伝えていく方法を模索中です。青葉区でマグロといえば『鮮太』と言ってもらえるぐらいに浸透させていきたいですね。
天然目鉢マグロといっても美味しさはそれぞれ異なります。大切なのは「身の生きたマグロ」をご提供することでマグロ本来の味を食卓へお届けできればと考えています。
良い素材をお届けし続けるには、ここでも「やるべきことをちゃんとやる」という精神が大事になってきますね。お客さまへ天然マグロの素晴らしさを伝えて、手にとってもらい、美味しさを実感してまたご来店いただく。このベストなサイクルを作っていくことをまずは目標としていきたいです。

まずはお気軽にお店へお立ち寄りください

ぜひ一度、お店へふらっと寄ってみてほしいですね。少し入るのに気構えるような外観ですので(笑)、まずはどんなものか気軽にみてもらいたいです。見学大歓迎です。
そしてぜひ、『鮮太』のマグロを食卓へ取り入れていただけたらとても嬉しいです。冷凍品コーナーではマグロの各部位をリーズナブルに取りそろえております。実際にお買い上げいただいたお客様の中には「臭みがないので魚嫌いの子どもも食べてくれた」というお声もいただきますので、ぜひ違いを味わってみてほしいですね。主婦の従業員の方に考案いただいた、ご家庭で取り入れやすいレシピ集も店頭でお配りしていますので、まずはお気軽にお立ち寄りください。

 

※上記記事は2022年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鮪や鮮太 かやま こうた オーナー

鮪や鮮太かやま こうた オーナー KOTA KAYAMA

鮪や鮮太 かやま こうた オーナー KOTA KAYAMA

  • 出身地: 神奈川横須賀市
  • 趣味: 映画鑑賞
  • 好きな映画・ドラマ: 24 TWENTY FOUR
  • 落ち着く場所: お風呂

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