青葉台脳神経クリニック 植草 啓之 院長 HIROYUKI UEKUSA
千葉県出身。東邦大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院に入局。済生会若草病院や三郷中央総合病院などの脳神経外科を経て2020年に「青葉台脳神経クリニック」の院長に就任。(東急田園都市線 青葉台駅より徒歩約4分)
千葉県出身。東邦大学医学部を卒業後、東邦大学医療センター大森病院に入局。済生会若草病院や三郷中央総合病院などの脳神経外科を経て2020年に「青葉台脳神経クリニック」の院長に就任。(東急田園都市線 青葉台駅より徒歩約4分)
医師を志したのは、突然の病気で祖母を亡くしたこともきっかけの一つでしたが、正直なところを申し上げるとドラマの影響も大きかったと思います。外科医に対する憧れもありましたし、生きがいを持てる職業だなと感じて、この道を選びました。脳神経科を選んだのは放置しておくと手遅れになってしまう疾患が多く、自分の手術によって、その後の人生を健康に幸せに生きてもらえる。ピンチの人を助けたいという想いが決め手になりました。
これまで脳神経外科医として、大学病院・総合病院で数千件以上の手術、そして多くの患者さまを担当してきましたが、僕はすごく欲張りなんですよね。20年近く、手術を中心にした外科医として診療を行うなかで、今後の自分の成長を考えたときに患者さまとのふれあいも大事にしたいという思いが強くなってしまったんです。自分の専門的な知識や経験を大学病院や専門病院だけでなく地域の方々にも提供させていただきたい。外科医として一段落したタイミングでもありましたので、2020年9月に青葉台脳神経外科・内科を引き継いだ「青葉台脳神経クリニック」の院長に就任。場所も青葉台駅近くに移転し、新体制でスタートしました。
当院では頭痛・めまい・物忘れ・手足のしびれやふるえ等、頭に関する症状や疾患を幅広く対応しています。なかでもMRIとCTを導入し、当日検査で迅速に診断まで行えることが特徴です。診断能力としては、大病院にも引けを取らないと思います。ご来院いただいた日に検査し、その場で専門医が分かりやすくお伝えする。そういったことを、街のクリニックレベルで対応できるというのは当院ならではの強みです。医療というのは、医者の経験から診断してしまうことも少なくないですが、僕はやっぱり100か0。しっかりと判断して、患者さまに安心していただきたいと思っています。当院では病気を見逃さず、最適な治療を最短距離で提供したい。その思いが当日検査の実現にもつながっています。例えば、難病の発見なども診断や確定といったところは大きな病院との連携が必要になってきますが、まずは疑わないと始まりません。僕が疑うことで発見につながればという想いを強く持っています。
脳に関係する疾患、言葉が出てこない、ろれつが回らないといった症状もそうですが、例えばちょっとした頭痛のほか、脳の病気につながる生活習慣病まで、お気軽にご相談してください。生活習慣病については専門の医療機関と連携しながら、患者さまに安心いただける適切な治療をご提案させていただいています。
また、認知症にも力を入れています。専門医が常駐する物忘れ外来を設置し、専門的な医療を提供できるのも当院の特色です。コロナ禍で外出を控えた結果、刺激が足りずに認知症を発症してしまった、という方も増えているように感じています。軽症の方ですと、ご本人が「ちょっと最近おかしい」と来院される方もいらっしゃいますが、ご家族の方でも構いません。気になることやお困りのことがありましたら、ご来院いただけたらと思います。
患者さまが悩んでいる病気をなくしたい、という想いが基本的なところなので、そのためにもまずは正確な診断をつける必要があると考えています。その方のライフスタイルやキャラクター、生活習慣なども含めて、よくお話を聞くこと。患者さまに心を開いてもらうことを心がけて、ちょっとしたことも見逃さないようお話させていただいています。患者さまに「安心しました」と言っていただくことが、当院の存在価値ですから。お話をしっかりと聞いて、ちゃんとした診断と治療を行うこと。それが一番大切なことだと考えています。
当院には「古き良き町医者でありたい」と「先進の医療機器を用いた迅速で的確な診断」という二つのモットーがあります。街のクリニックでありながらも、専門的な医療を提供したい。地域の方には「首から上のことで困ったことがあったら青葉台脳神経クリニックだよね」と言っていただける場所でありたいと思っています。「こんな症状を脳神経外科の先生に聞くのはどうかなと思ったんだけど……」とおっしゃる患者さまも少なくないですが、どんな症状でも大丈夫です。脳の病気は、早期発見、早期治療が必要不可欠。気になることがあるならば、症状が軽くてもまずはご相談いただけたらと思います。敷居を低くしてお待ちしていまので、ぜひご来院ください。
※上記記事は2023年3月に取材したものです。
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