この仕事を始めた、きっかけをお聞かせください。
20年近く、グラフィックデザインの仕事をやっています。グラフィックデザインの仕事の中には、デパートのクリスマスイベントの装飾の仕事などもあります。そんな時は、装飾品を一からすべて自分たちで作るんです。その時にキャンドル作りの楽しさと、火の美しさに魅了されてしまいました。その後、ルシアキャンドルで、キャンドルアーティストとしての基礎を約1年ほど勉強してから、自宅で教室を開いていましたが、今回工房を構え、更に本格的な教室や活動をすることになりました。
キャンドルアーティストとして具体的な活動をお聞かせください。
葉山芸術祭に出展したり、ギャラリーでの展示販売を行っています。また、定期的にイベントを行い、子供向けのキャンドル教室なども開催しています。先日はジャズバーのキャンドルナイトイベントでキャンドル担当をさせていただきました。
生徒さんに伺います。キャンドル作りの魅力は何ですか?また、生活にどのように取り入れていますか?
子供の頃にやった工作の感覚に近く、頭を空にして手先に集中できることが楽しいです。購入したものと違い、自分で考えながら作ったキャンドルには、やはり愛着がわきますね。最初はイメージがつかめず難しかったのですが、先生がアドバイスをくださったり、丁寧に教えてくださるので、すぐに慣れました。
後は、自分たちでアイデアを出しながら、自由に制作するので、和気あいあいと楽しんでやっています。出来上がって火をともすことを考えながら制作するので、完成した時の充実感が大きいですね。自分で制作したキャンドルは、食卓に置いたり、お風呂場でキャンドルをつけ、照明を消してお風呂に入ったりしています。子供達もキャンドルがある生活をとても楽しんでいます。
店名『arbre』(アルブル)の由来をお聞かせください?
フランス語で『樹』という意味です。私自身、木や森林の中にいるのが大好きなんです。札幌に8年ほど住んでいたことがあるので、その経験も影響しているのかもしれませんね。気分が落ち着き、癒される感じが好きですね。それで『arbre』という名前にをつけました。
最後に手作りキャンドルに興味がある方へメッセージをお願いします。
毎回、オーロラキャンドル、エッグアートなど、テーマを決めて制作をしています。丁寧にお教えいたしますので、始めての方でも気軽にご参加いただけます。世界に一つのオリジナルキャンドルを、そして手作りする楽しさを味わっていただければと思います。キャンドルの火で心が安らぐ時間を、ぜひ過ごしてください。
また、材料の販売もしておりますので、 レッスン参加後にご自宅でもキャンドル作りをお楽しみいただけます。お申し込みはお電話又はメール、mixiのメッセージなどで承っております。お気軽にご参加ください。
※上記記事は2009.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
手作りキャンドルの店 Arbre (アルブル) 高橋 あけみ先生 AKEMI TAKAHASHI
- 出身地: 東京都
- 趣味: 読書、ドライブ、ウィンタースポーツ
- 好きな作家: 伊坂幸太郎
- 好きな映画: ラブ・アクチュアリー
- 好きなアーティスト: レ・フレール
- 好きな場所: 北海道