そばくろ 黒沼 勤 代表 TSUTOMU KURONUMA
父から蕎麦屋を受け継ぎ、2013年、あざみ野駅からすぐの場所に『そばくろ』を開業。現在、あざみ野商店会協同組合代表理事を務める。
父から蕎麦屋を受け継ぎ、2013年、あざみ野駅からすぐの場所に『そばくろ』を開業。現在、あざみ野商店会協同組合代表理事を務める。
父がすすき野で蕎麦屋を営んでいました。私はその2代目ということになります。父の跡を継ぎ、2013年にあざみ野駅からほど近くのこの場所に新たに『そばくろ』を開店しました。
お客様は常連の方も多いですね。堅苦しくないと言いましょうか、初めてのお客様もアットホーム感を感じていただけるようなおもてなしをと思っています。社交辞令などというのは、どちらかというと苦手な方ですから(笑)。私自身、他のお店にお邪魔したときは、お店の方と仲良くなりたいほうなんですね。そのほうがゆっくりお食事を楽しめるというのもありますし、このお店も気軽に楽しんでいただける雰囲気を大事にしていきたいと思っています。
おそばは厳選した更科粉が8割、小麦粉が2の割合の更科そばです。ほんのりとした甘みと喉ごしの良さを堪能いただければと思います。おそばは、父の頃から変わりません。場所は変わりましたけども、そばの味は当時のまま、ということになるでしょうか。
おつゆは鹿児島県産本枯節など3種類の鰹節などを使った完全無添加のもの。おつゆだけでなく、他のメニューに関してもうちは化学調味料を一切使っていません。安全で美味しいものを召し上がっていただければと思います。
父の店は住宅街にある昔ながらの“お蕎麦屋さん”という風情でしたが、『そばくろ』では少しコンセプトを変え、夜は「そば居酒屋」という趣きになっており、締めでそばを楽しんでいただいています。川崎北部市場で新鮮なお魚を仕入れ、こだわりの日本酒に合うつまみを色々とご用意しています。酒屋さんには直接仕入れに行っており、自分の舌で確かめたお酒を常時16種類ほどおいています。いつ来ても新しいお酒が入っている、という楽しみをお客様に提供したいですね。私もいろいろと試飲してるうちに、すっかり日本酒が好きになりました(笑)。厳選したお酒を心ゆくまで楽しんでいってください。
お野菜は農協さんを通じて地元産のものを購入しています。また青葉区で採れた小麦で作った「青葉ビール」も販売しています。地元で採れたもののほうがコストも抑えられますし、何より新鮮です。ご縁があって、私は今、こちらの商店会(あざみ野商店会協同組合)の代表理事を仰せつかっています。地元があってこそのお店です。地元のお店として、皆さんと一緒にこの地域を盛り上げていくことができたらと思っています。
どうぞ美味しい日本酒を楽しみにいらしてください。地産地消の美味しい食材と日本酒、そしておそば。アットホームな雰囲気の中で心を込めたお料理で皆さんをお待ちしています。
※上記記事は2021年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
※新規登録またはログインすることにより、青葉区.jpの利用規約、およびプライバシーポリシーに同意したことになります。