メイク・ワン 青葉台店 佐藤 和彦 代表 KAZUHIKO SATO
子供たちの独立を機に、2013年に貴金属・商品券などの高価買取専門店『メイク・ワン青葉台』をオープン。誰かに大切にされていた品物を次の人へとつなげていくことをモットーにしている。品物はもちろん、持ち主様の思いも大切に出来るよう丁寧な対応を心がけている。
子供たちの独立を機に、2013年に貴金属・商品券などの高価買取専門店『メイク・ワン青葉台』をオープン。誰かに大切にされていた品物を次の人へとつなげていくことをモットーにしている。品物はもちろん、持ち主様の思いも大切に出来るよう丁寧な対応を心がけている。
『メイク・ワン青葉台』は2013年の3月にオープンいたしました。初めは、何がなんでも青葉台というわけではなかったのです。しかし、考えてみるとこの街に引き寄せされる何かがあったのでしょう。実は妻も息子も青葉台で仕事をしていた時期があり、私も「お店をやる」となって探してみると、たまたまこの場所にめぐり会いました。家族そろって縁のある街ということなのでしょうね。当店は金・プラチナ・銀・切手・商品券・ダイヤなどの高価買取り専門店となります。それまで私はサラリーマンだったのですが、子ども達が巣立っていったことで、自分のやりたいことをやってみようと思い立ったのが始まりでした。そのやりたいことというのが、役割を終えた品を次の人につなげていくこの仕事だったのです。
買取りだけであれば、今はインターネットがあります。その時代の中で、あえて実店舗にこだわったのは、ご高齢の方々が念頭にありました。お年を召した方で、ネットを使って縦横無尽に品物を買ったり、売ったりが出来る方は少ないですよね。そう考えますと、ここにお店を構えることでそうした世代の方々を中心に役立つことが出来ればと考えたのです。高価な指輪を二束三文の値で訪問した業者に持って行かれた、という話をよく聞いていました。ひどい話だと思いますし、お店を構えることで、安心して相談に乗れるのではと考えたのです。
以前ですが、ご主人がいらして、2、3回とお顔を見せていただいていると、ある日、ご夫婦で連れ立っていらしたことがありました。色々とお話をさせていただいていると、奥様から「この方にお願いしましょう」と家まで査定に来ることを依頼されたのです。信頼に値する人物かどうか。慎重に見定めておられたのでしょう。こうしたお店が初めて、という方も少なくありません。直接お会いすることで、まず人物を評価してもらうということは必要な過程なのだと思います。
当店はガラス張りになっていて、外からも正面を向く私の姿がよく見えます。品物を定める際も、お客様の目の前で秤を用いて測っていきますから、その点も安心につながるのではないかと思っています。
扱う品物は、金・プラチナ・銀などの貴金属が多いですね。シルバー製品は、多少黒ずんでいる分には問題ありません。むしろ、そのままお持ちいただいて大丈夫です。金歯もそうですが、金杯や小判のレプリカなど、貴金属なのか、メッキ品なのかわからないといった商品もお持ちいただければ目の前で査定させていただきます。また香水やコスメの類は、使用後あっても買取りに支障はありません。貴金属に次いで多いのが、切手類です。記念切手や普通切手はバラでもシートでも回収しております。昨今は切手収集はブームではないようですが、以前に収集されていたという方も多く、そのあたりの需要はまだまだ多いと感じています。
まだ使えるのに捨てるのは忍びないと思われている方も多く、そうした方々の身の回りの整理のお手伝いができれば、それが一番と考えています。ご本人にとって価値のあるものを収集されてきたコレクターの方も多いですよね。例えば、オリンピック関係のものを一生懸命集めているとか、万博関係のものだけを集めているとか。大切なものを次の人につなぐのが私の役割と心得ていますので、まずはご来店いただけたらと思います。
遺品整理・生前整理という形でお越しくださる方も少なくありません。自分が元気なうちに、子ども達に手間をかけさせたくないということで整理をお考えになるのでしょう。この辺りは一戸建てに住まわれている方が多いのですが、ご高齢になり何かと便利な駅前のマンションに越すことを考えている方もおられますし、ホームに入居するということで相談に見える方もおられます。絵画など、大きなものは次の場所に持っていくことが難しいものですから、それならば誰かに使ってもらいたいとお考えになるのでしょう。整理というものは、一度に出来るものではないようです。それは単純にモノを整理するというだけではなく、心を整理することでもあるからでしょう。何年もこちらに通われて、ある日、「お別れすることにしました」と、笑顔で品物をお持ちくださることもあります。それぞれの品にまつわる思い出を、受け取る私も大切にしていきたいですね。
大切に使ってきたものを、次につないでもらいたいというお気持ちでいらしていただくのが、私としてもすごく嬉しいことなのです。「これは大丈夫かしら……」と心配なさる必要はありません。査定は無料ですので、まずはお持ちいただければと思います。品物と共に皆様の想いを汲み、大切に扱わせていただきます。
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