初心者にも優しい青葉区青葉台の空手・キックボクシング 龍拳會青葉台支部 細野 岳範 支部長 ホソノ タカノリ
幼少期より武道をたしなむ。大学3年生より本格的にキックボクシングを始め、大学卒業とともにプロデビューを果たす。そこで指導員としてのキャリアもスタート。初めて教室を始めたのは、2013年のこと。そして10年余りの競技生活を終え、2015年7月に『龍拳曾 空手・キックボクシング』を開く。
幼少期より武道をたしなむ。大学3年生より本格的にキックボクシングを始め、大学卒業とともにプロデビューを果たす。そこで指導員としてのキャリアもスタート。初めて教室を始めたのは、2013年のこと。そして10年余りの競技生活を終え、2015年7月に『龍拳曾 空手・キックボクシング』を開く。
武道に出会ったのは小学生の頃。父親に見学に連れて行ってもらった剣道でした。中高と部活でサッカーをしていましたが、合間を見ては剣道の道場にも通い続けていました。空手を始めたのは大学生になってから。高校生の時、空手部の友達の試合をよく見に行っていて、「大学に入ったら自分もやろう」と決めていたのです。サッカーがチーム競技なのに比べ、空手は個人でやるもの。すべて自分の責任ですし、頑張った分だけ強さが付いてくるのがとても魅力的に思えたのです。
空手から派生する形でキックボクシングを始めたのは大学3年生の時で、こちらも一気にはまっていきました。すでに就活を始めてはいたのですが、「中途半端にやめられない」と思い、就活をやめてプロとしてデビューすることに。簡単には決められませんでしたが、両親をはじめ周囲からも応援してもらい、道を極めることになったのです。
大学卒業と同時にプロデビューし、並行して内弟子と言いますか、指導員としてのキャリアもスタートすることになりました。初めて教室を始めたのは、2013年のこと。当時はレンタルスペースを借りて、週に一回のペースでした。そして10年余りの競技生活を終え、2015年7月に『龍拳曾 空手・キックボクシング』を改めてスタートすることになったのです。
3歳のほんとに小さなお子さんから70歳を迎えられたご高齢の方まで、幅広い層の生徒さんが通われています。空手については男性が中心ですが、キックボクシングは約4割が女性です。女性はダイエットが目的の方が多く、コースもそれぞれの方の目的に合わせ、各自のペースでやれるようなものになっています。空手とキックボクシングを同じ場所で教えているところは少ないかもしれません。逆に言えばそれがこちらの特徴的なところで、空手とキックを両方習っている方もいらっしゃいます。
初心者の方については、とにかく怪我をしないように、ということに注意しています。普段、運動をされていなくても、ついつい無理をしてしまうことがありますから、いきなり動いて無理をされないように見守っていく必要があります。生徒さんの成長を見れるのは、嬉しいものです。ミットを持って受けていると、調子の良し悪しもそうですし、技量が向上しているのが如実にわかります。格闘技の良いところは、シャドーであったり、家で自主練習ができるところでしょう。自分が上手くなっているかどうかを感じれるのは個人差もあるのですが、すぐには気づかなくても、練習を続けていれば確実に上手くなっていきます。
もちろんダイエットの効果は如実に感じれるものですし、日々の練習でストレスは十分に発散できます。バランスよく体を鍛えられて、なおかつ、気持ちよく練習が終えられるよう飽きのこないメニューを日々考えているところです。
ハードに体を動かしますから、体力や筋力、持久力は確実にアップしていきます。加えて、集中力ですね。決まった時間に動くときには動く、休むときには休むといったメリハリをつけることで、集中力は増していきます。お子さんについては、礼儀作法が身につくところも魅力的なところでしょう。副次的な効果ですが、ここで空手を始めて、喘息がよくなったり、風邪引きさんが風邪を引かなくなったという声もいただいています。以前は親御さんに連れてこられるケースが多かったのですが、それだと続かない子が多かったんですね。最近はテレビやYouTubeから影響を受け、子供から言い始めて自ら体験を望む子が多くなってきました。格闘技は生涯スポーツでもあります。組み手など、激しい動きになることもありますが、それも相手に合わせてやるものですし、無理をしなければ幾つになっても続けられるのがこの競技の魅力の1つでしょう。自分と向き合ってやるスポーツですが、時間制の中でみんなと一緒になって動くものですから、「あの人がやってるから私も頑張らなきゃ」と相互に刺激される面があります。個人のスポーツであっても、その意味では一体感を得られるのも素敵なところですね。
今回の新型コロナウイルスの影響もありましたが、こちらではズームを用いたオンラインレッスンもおこなっています。例えば、単身赴任で北陸にいるお父さんと、こちらに住んでいるお子さんとをズームで結んで、同時にレッスンをするといったようにですね。オンラインは一定の基本を身につけた方が対象となりますが、レッスンの幅を広げるという意味でも新しい流れになっていくかもしれません。
練習ではきつい部分もありますが、それを乗り越えれば達成感が生まれ、積み重ねていくことで自信が生まれます。そこで得た自信は、日々の暮らしの中でチャレンジ精神というものにも結びついていくでしょう。ちょっとでも格闘技に興味がある方は是非のぞいてみてください。体験コースは随時開催していますので、まずはお試しでいらしていただければと思います。
※上記記事は2020年9月に取材したものです。
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