堀部 伸夫 店長(メガネ専門店 YAMASEN)のインタビュー

メガネ専門店 YAMASEN 堀部 伸夫 店長

メガネ専門店 YAMASEN 堀部 伸夫 店長 NOBUO HORIBE

東京都八王子市出身。横浜市青葉区にある『メガネ専門店YAMASEN』の店長。

メガネで眼のトラブルを解決

大学生の頃に当店の代表と知り合い、「眼の疲れやまぶしさは、メガネで軽減できる」と教えていただいたんです。それまでメガネは「視力の悪い人がかけるもの」と思っていたので、度数を調整するだけで眼のトラブルを解決できるなんて面白いなと感じました。そこからメガネの魅力にすっかりハマり、今ではメガネ専門店の店長になった、というわけです。

一風変わったメガネを扱う専門店

当店で扱っているメガネは、ショッピングモールのチェーン店で売られているようなものではありません。ひとつひとつ手作業で作られたメガネを揃えているんです。例えば、オーストリアの老舗ブランド「Silhouette(シルエット)」。NASAの宇宙飛行士が飛行中に使用するほど耐久性が高く、軽量なデザインが特徴です。

もうひとつご紹介したいのは、ドイツの新鋭ブランド「ic! berlin(アイシーベルリン)」。ネジや接着剤を使わないメガネとして世界中で注目を集め、メガネのアカデミー賞ともいわれる『シルモドール賞』を獲得しました。いま私がかけているメガネも、アイシーベルリンです。フレームは0.5ミリのステレンススチールで作られているので、とても軽いんですよ。遊び心のある素材やデザインが人気です。

メガネは自分をプレゼンテーションするもの

メガネを選ぶ基準は、「自分をどう演出したいか」なんです。例えば映画監督なら、監督らしいメガネを選びますよね。「有名人がかけているから」、「ブランド名が刻印されているから」という選び方はおそらくしないと思います。それがご自身の見せたいイメージでなければ意味がないんです。

お顔の形でフレームを選ぶ方法がありますが、それだと消去法でメガネを選ぶことになってしまいます。私たちは、そういったアドバイスをいたしません。その方のライフスタイルや表現したい雰囲気を伺いながら、メガネがお客さまにフィットするように調整していくのです。メガネをかけることで自信がみなぎったり、ご友人や同僚に「似合うね」と褒められたりしたら嬉しいですよね。メガネは、いってみれば自分をプレゼンテーションするためのものなんです。

登録者数3,500人越えのYouTuber

実は10年前からYouTube動画を配信しています。メガネを紹介する動画が中心ですが、私の趣味であるアマチュア無線やオートバイの紹介なども行っています。使用している撮影機材は、プロが使用するようなカメラや照明を使っているんです。スタッフからは「そこまでする?」と冗談半分に言われることもあります(笑)ただ、自分が作り出すものはメガネ屋のクオリティとして見られていると思っていますので、とことんこだわって作っていますね。

それに、より良い動画を作ることで、まだ出会ってないお客さまから「面白い人がお店にいるんだな」「行ってみようかな」と思っていただけると思うのです。実際に動画を観て来店されるお客さまも多いんですよ。県をまたいでお越しくださった方からは「店長が勧めてくれるメガネを買いたい」と言っていただけたこともありました。全国各地のメガネを愛する皆さまとお会いできることが、なにより幸せです。

500本ものメガネが集結!「トランクショー」

当店では、定期的に各ブランドの商品を揃えたイベント「トランクショー」を行っています。通常、お店には各ブランドからピックアップしたメガネを置いていますが、この日は500本に及ぶメガネを見ていただくことができます。

このようなイベントを通じて、各ブランドの良さやデザイナーの意気込みを、お客さまにお伝えするようにしています。そこまで知っていただくからこそ、最高のメガネを選ぶことができるのではないでしょうか。ブランドの思いが込められたメガネを身に付けると、凛とした気持ちになります。これからも一風変わったメガネを扱う専門店として、お客さまの“メガネ生活”をサポートしていきたいと思います。

 

※上記記事は2021.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

メガネ専門店 YAMASEN 堀部 伸夫 店長

メガネ専門店 YAMASEN堀部 伸夫 店長 NOBUO HORIBE

メガネ専門店 YAMASEN 堀部 伸夫 店長 NOBUO HORIBE

  • 出身地: 東京都八王子
  • 趣味: アマチュア無線
  • 好きな場所: 景色の良いところ
  • 好きな音楽: ジャズ
  • 好きな映画: アクションムービー
  • 座右の銘: 「目から去るものは心から去る」大切なものは目の見える範囲に置いてこうという意味。私が尊敬する方にいただいた言葉です。

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