飯島 正巳 代表(司法書士 飯島正巳事務所)のインタビュー

司法書士 飯島正巳事務所 飯島 正巳 代表

司法書士 飯島正巳事務所 飯島 正巳 代表 MASAMI IIJIMA

約40年間の法務局勤務を経て、青葉区新石川にて開業。豊富な知識と誠実な仕事ぶりが多くの支持を集めている。

法務局で40年にわたりキャリアを重ねる

高校を卒業してすぐに法務局に就職して40年、実にさまざまな業務に携わってきました。定年より1年前の59歳で退職し、しばらくの間は1歳3ヶ月の孫を膝に抱いて一日を過ごすような生活を送っていたんです。ところが、半年もすると孫が母親を恋しがるようになり、私も私で「ボケたらまずいな」と思うようになって(笑)。「そうだ仕事をしよう!」ということで、この場所に事務所を構えたのが2007年3月のことです。長らく空室になっていたスペースをリフォームして、まだパソコンもない状態からのスタートでした。

長年培った経験こそが自らの強み

開業前は厚木にある先輩の事務所で修業をさせていただき、最初は実地訓練のような形で徐々に司法書士業務の”やり方”を覚えていきました。本格的に業務を始めたとはいえ、いきなり忙しくなったわけではありません。のんびりとしたペースが続いた後、その1年後の7月を機に少しずつ仕事の幅が広がっていった感じでしょうか。不動産の相続や売買にまつわる手続きをお手伝いしたり、遺言書の作成をお手伝いしたり。長年にわたり法務局で積み重ねてきた経験を日々業務にいかせること、それが自分の強みなのかなと思います。

身近な町の法律家・司法書士として

法律では司法書士について「他人の嘱託を受け登記又は供託手続について代理すること及び裁判所若しくは検察庁検事局に提出すべき書類の作成を為すを業とするもの」と定められています。以前は、裁判所内に「代言人」と「代書人」がいて、代言人は後に弁護士と呼ばれるようになりました。一方の代書人のうち、裁判所関係の書類を作るのが司法書士、官公庁へ提出する書類を作成するのが行政書士となり、2002年の司法書士法改正により、司法書士が担う役割はさらに幅広くなりました。会社関係では役員の変更や本店の移転、不動産関係では土地や建物の売買、相続登記など。身近な町の法律家として、みなさまのお手伝いをさせて頂いております。

真面目に誠実に仕事に取り組む

開業から十数年が経ち、今ではお客様が新しいお客様をご紹介してくださるケースがずいぶん増えました。大切なお客様のためにも「誤りのない仕事を」と、身が引き締まる思いがしますね。お客様の中にはごく稀に「こんな所に司法書士事務所があったのね」と、フラッと立ち寄ってくださる方もいらっしゃいますけれど(笑)。開業当初に登記のお手伝いをさせていただいたお客様から「またお願いします」と依頼を受けることが多く、真面目に仕事をしてきて良かったなと思います。

地域の皆様へメッセージ

最近は、遺言書を公正証書として残そうと考える方が増えているようです。公正証書遺言は家庭裁判所による検認(確認)の必要がなく、紛失や改ざんの心配がないなどのメリットがあります。令和2年7月10日からは、安価で同様のメリットのある、法務局で遺言書を保管してくれるサービスも開始されました。
また、昨今問題となっている所有者不明土地の解消に向けて法律が見直され、土地を相続したり所有者の住所が変更になったりした場合は、速やかに手続きするよう義務付けられます。この法律が施行されれば、一定期間内に登記をしないと過料を科せられる恐れがありますので注意が必要です。最近ではこうした手続きもオンラインで行えるようになっていますから、土地を管轄する法務局が遠方の場合でもお気軽にご相談ください。

 

※上記記事は2021年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

 

司法書士 飯島正巳事務所 飯島 正巳 代表

司法書士 飯島正巳事務所飯島 正巳 代表 MASAMI IIJIMA

司法書士 飯島正巳事務所 飯島 正巳 代表 MASAMI IIJIMA

  • 出身地: 青葉区
  • 趣味・特技: 祭り囃子
  • 好きな本: 池井戸潤の作品
  • 好きなドラマ: 東京MER
  • 好きな言葉: 努力
  • 好きな場所: 自宅・宮元自治会館(祭り囃子の稽古場所)

INFORMATION