木ノ内 真百美 代表（Mayumi Kinouchi Ballet Studio（マユミ キノウチ バレエスタジオ）)のインタビュー

幼少期から続けていたバレエの指導者に

幼いころからクラシックバレエを習っていました。体を動かすこと、踊ることが大好きな女の子でした。成長する中でクラシックバレエからは少し離れ、ミュージカルで踊っていたこともありますし、ブロードウェイを目指してＮＹへ渡米し、日々ダンスを学んでいた時期もありました。色々学び経験していく中で、クラシックバレエの魅力を再び感じるように。帰国後はテレビやCMなどで創作活動を行い、その後結婚し出産しました。ママ友からの『バレエを教えてもらえない？』という話をきっかけに、スタジオを借りて始めたのがマユミキノウチバレエスタジオのスタートでした。その後、場所を今のスタジオに移し、お子さんから大人の方まで幅広くレッスンを楽しんでいただいています。

やるからには、本物に触れ本当の楽しさを知ってほしい

生徒さんが、ローザンヌやYAGPなど国際コンクールへの出場や海外留学をするためのサポートもしてきましたし、海外のカンパニーで活躍するダンサーも輩出してきました。息子も娘も当スクールに通い、現在プロのダンサーとして頑張っています。こうした話だけが独り歩きし、最初からプロを目指そうとしないと通えないスタジオなんだと勝手にハードルが上がっているようなのですが、実際にはそんなことはありません。もちろん、私はバレエをやるからには、本物のバレエを誰にも同じように教えますし、細かく指導していきます。他のバレエスクールより厳しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、特に小さいお子さんであればあるほど本物を知ることで学べることは多くあると思うので、このようなスタイルをとっています。見学に来ていただいた方に『生徒さんの所作が美しい』と言っていただくことが多いのですが、それも礼儀作法や身だしなみから指導している結果かなと、嬉しく思っています。

広く細部にまでこだわり抜いた自慢のスタジオ

当スクールは、1階と2階それぞれに同じ広さのスタジオがあります。生徒さん達がレッスンするにあたり、足への負担ができるだけかからないように床にはバネを入れました。これは劇団四季のスタジオでも採用されている方式で、かなりこだわっています。スタジオはとても広く伸び伸びと踊っていただけますし、動きの確認がしっかりとできるよう壁の鏡も特注で大きなものを用意しています。天井をスケルトン仕様にしてリフトもできるように工夫するなど、バレエにおけるすべてのレッスンができるスタジオになっていると自負しています。また、通常バレエダンサーは体を冷やすことがよくないとされており、レッスン中に冷房は入れていなかったのですが、昨今の気候状況に合わせて導入しました。多くの方に安心して、伸び伸びと踊っていただける施設環境になっています。

シルバーの方に30分だけ、気持ちよく体を動かしてもらいたい

コロナ禍でなかなか思うようにレッスンができない中、改めて地域貢献したいと考えるようになりました。私自身が幼少期から青葉台で過ごしてきたこともあり、よりそういった気持ちが強かったのかもしれません。クラシックバレエを全面に出すと未経験の方にはハードルが高いだろうと考え、誰でも気軽に参加できるストレッチバレエとヨガ＆ピラティスのクラスにしようと決め、はじめてみることにしました。限られた曜日にはなりますが、30分気持ちよく体を動かしてもらおう、そう考えたのです。今までここにバレエスタジオがあるのを知らなったという方もいましたし、一度入ってみたかったからという理由で参加してくださった方もいました。老若男女問わず参加いただけるクラスになっており、30分と短い時間であることから気軽に参加いただけているようです。これからも、多くの方に体を動かす気持ちよさを伝えていければと思っています。

体を動かす喜びを伝えていきたい

最近では、息子や娘のサポートも受けながら時代に合わせたコンテンポラリーのクラスも行っています。地域の皆様とのストレッチバレエとヨガ＆ピラティスのクラスも順調です。スクールをスタートして30年経ち、クラシックバレエがメインであることには変わりませんが、色々なことにチャレンジしています。根底にあるのは「体を動かすことの気持ちよさを感じてほしい」ということです。是非、私達と一緒に気持ちよく体を動かしていきませんか？見学や体験レッスン、ストレッチバレエとヨガ＆ピラティスなどご希望に合わせてお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。