佐藤 おりえ 主宰(時のヨガ)のインタビュー

時のヨガ 佐藤 おりえ 主宰

時のヨガ 佐藤 おりえ 主宰 ORIE SATO

芸能関係の仕事をしていた20代後半、一念発起してヨガスクールに通いインストラクターの資格を得る。フリーで精力的に活動する傍ら、プライベートでは結婚や出産を経験。自らが働きやすく、ゲストが通いやすいスタジオ作りを目指し、2020年6月に『時のヨガ』をオープンした。(東急田園都市線・横浜市営地下鉄ブルーライン「あざみ野駅」西口より徒歩4分)

体によさそう。それがヨガに対する第一印象

私がはじめてヨガと出合ったのは、今から10数年前でした。20代の終わりにさしかかり、「さて、30代は何をしようか?」と考えたとき、何か手に職をもって、自分らしくイキイキと生きていきたいと思ったのです。そのため、勉強をして資格を取ろうと考えたものの、いわゆる「国家資格」はどことなくハードルが高いイメージがありまして。フッと目に入った「ヨガ」の文字に魅力を感じて、スクールの見学と体験レッスンに参加したのがスタートでした。

当時の私はヨガなどしたこともなかったのですが、中学・高校とダンスをしていましたし、もともと体を動かすことは好きでした。何より、ヨガは「体によさそう」という印象があり、頑張れば何とかなるかなと(笑)。とにかく、ヨガについてきちんと勉強するため半年間スクールに通い、卒業と同時にインストラクターとして活動をはじめました。

ヨガを通して、みなさまの健康づくりのお手伝いを

最初は「副業」のような形でスタートしたヨガインストラクターでしたが、30歳を機にこの仕事だけに集中しようと決め、改めてヨガについて学び直しました。フリーのインストラクターとなってからは、複数のヨガスタジオやスポーツクラブを掛け持ちし、1日に数ヶ所でレッスンするのが当たり前でした。結婚して第一子を妊娠するまでは、月に数十本のクラスを受け持っていたでしょうか。しかし、妊娠・出産となると、どうしても身軽に動けなくなるものです。そのため、「自分が出向く」スタイルから「みなさまにお越しいただく」スタイルに変える必要があると感じ、スタジオの開設に向けて準備を始めました。

『時のヨガ』のオープンは、2020年の6月でした。駅から近い場所にご縁があって嬉しく思っているのですが、会員さまの大半は近隣にお住まいの方で、スタジオまで歩いて通ってくださる方も多いです。ヨガをはじめたのを機に車生活を見直し、「歩くことを意識するようになった」と話してくださる方もいらっしゃいました。こちらでのレッスンを通して、食事や生活習慣に意識を向けるようになったり、ご自分の体を大切にするようになったり。地域のみなさまの健康づくりのお手伝いができたら、私たちも嬉しく思います。

通う人すべてにやさしいヨガスタジオを目指して

お一人おひとり異なる「人生の時間」の中で、その時々に合った「自分と向き合うヨガの時間」をご提供したいそんな想いからスタジオの名前を『時のヨガ』としました。私自身も経験しておりますが、女性の場合はとくに、年齢を重ねるにつれて生活スタイルが大きく変化するものです。例えば、独身であれば比較的朝でも夜でも時間に自由がありますが、結婚すると夜出かけるのが難しくなったり、妊娠や出産を経験すると「子どもと一緒」が当たり前になったりしますよね。そうした変化の中でも、いつも生活の中にヨガがあるような、ヨガをもっと身近に感じていただけるような場所でありたいと思っています。

こうした考えのもとに『時のヨガ』をオープンいたしましたので、何よりも大事にしたのは、「来たいときに来られる」という気軽さでした。会員さまは、面倒なレッスン予約もキャンセルの電話をする必要もありません。「ヨガに行こう!」と思い立ったら、いつでもレッスンにご参加いただくことができる、それが会員さまにとって一番のメリットと言えるでしょうか。そしてもう一つ、「日本のヨガ」というコンセプトに基づき、スタジオ内が畳敷きになっているのも特徴です。固いフローリングのスタジオと違って、畳は程よいクッション性があり、関節に大きな負担がありません。また、会員さまがお連れになった赤ちゃんがハイハイをしても、ちょっと転んでしまっても、畳の上ならば安心ですし。ソフト面もハード面も、通われる方すべてにやさしいスタジオになっているかなと思っています。

レベルや目的にあわせて、多彩なレッスンを用意

『時のヨガ』でご提供しているレッスンは、ヨガ・ピラティス・ストレッチの3つが大きな柱です。ヨガは、会員さまのお好みに合わせて「ゆるやかな動き」から「しっかり体を動かす」クラスまであり、骨盤矯正や姿勢改善などにも対応します。レベル分けはせず、それぞれが自分のペースで出来るように指導しますので、全てのクラスに初心者の方からご参加いただけます。とはいえ、初心者の方はヨガのポーズを取るときにグラついてしまうことも多く、体幹を鍛える意味からもおすすめなのがピラティスです。インナーマッスルを強化することにより、ヨガのポーズも安定してくるため、多くの会員さまに効果を実感していただいています。

コリをほぐすためのヨガ、お子さま連れOKの産後ヨガなど、さまざまなレッスンをご用意している中で、高いご支持をいただいているのがスタジオ名でもある「時のヨガ」です。こちらのレッスンは、目的や対象者が決まっているわけではなくて、レッスンの内容はその時々の完全オリジナルです。参加されている会員さまお一人おひとりに「体調はどうですか?」「今日はどこを動かしたいですか?」などを伺って、その日の気温や天候なども考慮して、その場でプログラムを組み立てて行くのです。その日・その時・その方にぴったり合うレッスンをご提供するというスタイルは、まさに『時のヨガ』ならではという感じでしょうか(笑)。

地域の皆様へメッセージ

みなさん「ヨガ」と聞くと、「体が固いから無理」ですとか「女性のためのものでしょ?」といったリアクションをなさる方が多いです。でも、ヨガは体が固い方にこそおすすめしたいですし、当スタジオは男性の会員さまも大歓迎です! まずはヨガを体験していただいて、もしも動くのが難しいという場合も、知識と経験を持った個性豊かなインストラクター達がしっかりサポートいたしますのでご安心ください。例えば、スタジオにご用意している「ヨガベルト」や「ヨガブロック」は、無理なくヨガに取り組んでいただけるようにと考えられた補助道具です。最初はこうした道具を使いながら体を動かしていくうち、「寝つきがよくなった」「体が軽くなった」と嬉しい報告をしてくださる方がたくさんいらっしゃいます。まずは気負わず、気構えずに、ごく軽い気持ちでレッスンにご参加いただければと思います。

※上記記事は2021年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

時のヨガ 佐藤 おりえ 主宰

時のヨガ佐藤 おりえ 主宰 ORIE SATO

時のヨガ 佐藤 おりえ 主宰 ORIE SATO

  • 特技: ヨガ
  • 趣味: 美味しい食べ物を食べたりお酒を飲むこと。
  • 好きな本: 「100万回生きたねこ」
  • 好きな音楽: オールジャンル
  • 好きな場所: 時のヨガのスタジオ
  • 座右の銘: 「ありがとう」

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