星 大介 代表（美容室 マダム・アルディ)のインタビュー

生涯を通してお付き合いできるヘアサロンに

18歳のときに出身地である宮城県から上京。横浜・川崎エリアで美容室を展開している会社に入社し、美容師としてのスタートを切りました。そこで、新店舗の立ち上げを含む３店舗の店長を務めたあと、2010年5月に「美容室 MME HARDY（マダム アルディ）」をオープン。31歳のときでした。当時は30代前半で独立、開業する人も多かったので、そこまで早いタイミングではなかったと思いますが、経営については右も左も分からない状態。これまでの経験を活かせば、どうにかなる！という感じで（笑）。勢いだけの前向きな気持ちでオープンに至った記憶があります。

店長から経営者に変わったことで、お客様一人ひとりに対する思いはさらに強くなったと思います。地域に根付いたサロンをという気持ちがありましたので、お客様と長くお付き合いできるように。きちんとした仕事をしていきたいという信念を、より強く持つようになりました。

感謝されることを仕事にできるのは光栄

美容師というのは、お客様のライフスタイルに寄り添った仕事。女性に限らず、人の印象は髪型が7、8割と言いますし、ヘアデザインで全体のイメージが変わったりもしますから。お客様に寄り添った仕事をして、喜んでいただけるのが一番嬉しいことです。「ありがとう」と言われる仕事って、なかなかないと思うんです。感謝されることを仕事にできるのは、すごく光栄ですし、美容師ならではの部分もあるのかなと。感謝されたり、笑顔になってもらえたりするのは、自分の原動力。大変さはあまり感じません。生涯を通してお付き合いできるお客様にも多く出会えたことも、やりがいのひとつです。

お客様と信頼で繋がるサービスを

当サロンのコンセプトは、お客様すべての方と信頼で繋がるサービス。スタッフ全員、その精神で施術を行っています。また、フロアによって雰囲気が違うところも特徴です。働いてるスタッフによってフロアが違うのですが、特に３階はリラクゼーションルームやヘッドスパルーム、個室も完備しているので、パーソナルな空間提供ができる贅沢な造りです。全体的に、席の間隔も広め。十分なスペースを確保しているのは、今の時代に合っているのかなと感じています。

エイジングに悩む方も希望が叶うサロン

今は髪の毛もエイジングをしなくてはいけない時代です。年齢を重ねると、白髪やボリューム不足など悩みも多くなると思いますが、希望のヘアスタイルを叶えるためにはメニューを増やす必要があり、髪のダメージが進んでしまうことも少なくありません。ですが、当サロンは今まで他の美容院でお断りされてきたようなメニューも実現可能な美容室です。エイジングに特化したパーマやカラーリング、ヘッドスパとメニューも豊富に揃っていますので、悩んでいた方もきっとハッピーになれるはず。希望が叶うサロンです。

美容業界をもっと盛り上げたい

当サロンのほか、鷺沼に1店舗ありますが、さらに2022年末には3店舗目がオープンの予定です。今後は、自分と想いを共有してきたスタッフが新たに美容院を展開することもあるでしょうし、スタッフが成長して育っていくときにサポートできるようなことも考えていきたいなと思っています。

また、他業種の方とのコラボレーションにも興味を持っています。例えば、コワーキングスペースやカフェとの共同経営など、そういったコラボレーションで新時代の美容室を作っていきたいという思いもあります。欲を言えば、美容業界をここからもっと盛り上げていきたいですし、美容師の価値を上げていきたい。自分自身、現状に満足しているわけではないので、同じような思いを持っている全国の美容師と協力して、まだまだ頑張っていきたいです。

髪の毛に悩みがあるなど、他のサロンでお断りされた方も、当店ならきっと希望が叶います。あきらめずに一緒に挑戦しましょう。初めての美容室に行くときは、少し緊張してしまうこともあるかもしれませんが、堅苦しくならないようカジュアルな雰囲気を心がけていますので、気楽な気持ちでぜひ一度足を運んでください。

※上記記事は2021年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。