さくらの森動物病院 村山 慶明 院長 YOSHIAKI MURAYAMA
北里大学獣医畜産学部獣医学科を卒業。千葉県の動物病院に勤務後、2020年12月に「さくらの森動物病院」を開院。
北里大学獣医畜産学部獣医学科を卒業。千葉県の動物病院に勤務後、2020年12月に「さくらの森動物病院」を開院。
幼い頃から犬や猫が好きで、よく動物を拾ってきては母に叱られていました。連れてきた猫を18年間飼っていたこともあります。そうやって動物たちと過ごすうちに、動物への愛が深まり、獣医師になることを自然と意識するようになっていました。その後、北里大学の獣医畜産学部獣医学科で学び、卒業後は千葉県の動物病院に獣医師として10年勤務しました。そこでは獣医師と看護師のチームワークがしっかりしていて、先輩方から多くの事を学ばせていただきました。
当院の名前である「さくらの森動物病院」は、すぐ近くに桜並木があることから名づけました。春になるときれいな桜が咲くんですよ。あざみ野は、緑が多く住みやすい街だなと以前から思っていました。 この辺りの地域ではワンちゃんネコちゃんを飼っている方が多いので、「この町で動物病院を開いたら、皆さんの役に立てるのでは?」と思ったことから、この場所で開院することを決めました。
当院で特に力を入れているのは、眼と歯の診察です。 眼科では眼圧を測ることや眼の超音波検査などを行える機器がそろっていますし、 歯科では歯磨き指導から歯石除去まで幅広く行っています。
近年ではペットの高齢化に伴い、眼や口腔内のトラブルを抱えるワンちゃんネコちゃんが増えています。彼らは自分から体調の悪さや痛みを伝えることができないので、飼い主様が症状を見逃さないことが大切だと思います。
今まで年間3000頭のワンちゃんネコちゃんを診察してきましたので、幅広い病気に対応することができます。なかでも、動物たちの身体を手で触りながら行う触診は、時間をかけて行います。見た目ではわからない身体の変化を見つけることを重視しています。
獣医師として一番大切にしていることは、動物たちはもちろん、飼い主さんに対しても「優しくありたい」 ということです。例えば私はどこかの病院に行ったとき、医師から厳しいことを言われると、もう病院に行くのが嫌になるんです(笑)もし飼い主さんもそう感じたらペットを連れてくる機会を失ってしまうかもしれない……。そういった思いから、飼い主さんにかける言葉はいつでも優しくあり続けたいと思っています。
毎週土曜日には予約不要の「無料相談会」を行っており、悩んでいることや困っていることなどを自由に相談いただけます。過去4回ほど開催しましたが、多くの飼い主さんとワンちゃんネコちゃんがお越しくださり喜んでいただけました。 飼い主さんにとって、初めての動物病院に行くのは勇気がいることだと思うんです。その垣根を取り払う意味でも、相談会はこれからも続けていこうと思っています。
飼い主さんの中には「こんな簡単なことで動物病院に行っていいのかな?」とためらう方がいらっしゃるんですが、どんな小さなことでもぜひ相談に来ていただきたいです。それこそ、爪切りや耳掃除だけでも大丈夫です。こまめに獣医師の診察を受けることで、病気を発見するきっかけになることもありますので、遠慮せずにいらしてください。この町のホームドクターとして、ワンちゃんネコちゃん、そして飼い主さんと向き合っていきたいと思っています。
※上記記事は2021年1月に取材したものです。
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