野宮 大嵩 院長(フィット鍼灸整骨院)のインタビュー

フィット鍼灸整骨院 野宮 大嵩 院長

フィット鍼灸整骨院 野宮 大嵩 院長 HIROTAKA NOMIYA

柔道整復師を志されたきっかけについて教えてください。

学生の頃は小・中・高と野球が好きで寝ても覚めても野球漬けの毎日でした。毎日のきつい練習や試合により、肘の痛みや足首の捻挫などケガをすることが多く、近所の整骨・整体院にお世話になっていました。ケガの治療や体のケアをしてもらい、当時の色々な悩みに親身になって相談を受けてくれる尊敬する先生でした。また、現在の職業を目指すに当たって叔父の影響も大きかったです。当院の母体であるオーシャンズクルーの経営者であり、施術者として技術の高い叔父は、師として仰ぐ存在です。
高校卒業後、すぐに上京し叔父の会社であるオーシャンズクルーで働き始めました。埼玉の蕨にある整骨院で働きながら、山野医療専門学校夜間部として3年間通い、国家試験に合格し柔道整復師の資格を取得しました。

フィットこどもの国院の開業は2011年6月26日になります。院長を任された時は希望と不安でいっぱいでしたが、良いスタッフに支えられ、患者様の為により効果の高い治療とサービスを提供できるように毎週の勉強会などで日々向上する事をしています。

診療内容・診療方針について教えてください。特に重視している治療法についても、お聞かせください。

フィットの理念は「解決を提供する」ことです。来院していただいた患者様には症状の状態や不調がなぜ起きているか、さらに日常生活で気を付けること、ご自身の今の体の状態を説明し理解してもらうということが施術の効果を高め、症状の早期解決の近道と考えています。なので「解決の提案+体を理解する」ということがこどもの国院の方針です。
そして、施術方法としては、体の様々な症状を根本から改善する「根本治療」と体のケアや筋肉をほぐす「リラクゼーション」の2つがあります。その中でも当院では根本治療である「骨盤矯正」が皆様からご好評を頂いております。なぜなら、骨盤は上半身と下半身を繋いでいる為、体の中心にあり、正しい姿勢を作る土台になります。この骨盤の歪みにより姿勢が崩れることで肩こりや頭痛、腰痛、股関節痛など原因のわからない慢性症状を引き起こします。
では、正しい姿勢とは、「カカトに重心が乗る感覚」がある姿勢です。すると骨が体を支えてくれます。逆に、姿勢が歪むと骨で体を支えることができず、筋肉で支えることになります。すると筋肉が固くなり、周囲にある血管が細くなり中の血流が滞ります。例えるなら1車線の道路で渋滞が起きている様な状態です。姿勢を正すことで1車線を2車線にすることで血流の流れが良くなり渋滞が解決され、全身の筋肉が骨格を支えられるようになり正しい姿勢が身に付きます。
当院の骨盤矯正は他の院と違い、骨盤の調整と骨盤周囲の筋肉をストレッチを使い施術する為「気持いい~」や「骨盤矯正って痛くないのね!」と驚かれます。
また、当院では個室にキッズスペースがあり、そこで産後骨盤矯正の施術をしている為、近所はもちろん遠方からも来院される方も多くいらっしゃいます。

患者さんの層と訴えられる症状について教えてください。

30-50代の女性で仕事・家庭の両立を頑張っている方・また健康の意識が高い方が多くいらっしゃいます。この時期の女性は、家事・育児・仕事と時間に追われるように忙しく自分で体のケアをする時間が持てません。それに加え、女性ホルモンのバランスも崩れやすい時期で、常に体の不調を感じる方が多く姿勢も崩れやすくなります。また骨を作る材料としてカルシウム・ビタミンD・女性ホルモンの3つが必要になります。女性の場合、閉経が近づくことにより女性ホルモンの分泌が激減していきます。その為、骨形成の材料が足りなくなり、骨粗鬆症やO脚・変形性膝関節症など骨変形のトラブルが多くなります。姿勢が崩れやすい体内環境になる為、肩こりや頭痛、腰痛、股関節痛などの症状を訴える方が多くいらっしゃいます。

また、近隣には学校かあり、スポーツや体育でのケガをされた学生の施術もさせて頂いてます。特に、野球・サッカー・バレーボール・ダンスなど頑張っている子ども達が多いです。
また、わたし自身、野球を小・中・高と続け野球肘・肩、足の捻挫など様々なケガを経験している為、プレイヤーとしての目線と治療家としての目線2つで効率の良い筋肉の動かし方やケガの予防法など様々なアドバイスをすることができます。

肥満に効く施術について教えてください。

肥満については私個人の見解ですが、「姿勢を整え本来の基礎代謝量に戻す」と「決まったリズムで食事をとる」という2つが必要と考えています。1つ目の基礎代謝量を戻すということについては、姿勢が崩れることで筋肉が固まってしまいます。その為、伸縮して筋肉の熱を作るという筋機能が低下し脂肪がつきやすい体になってしまうのです。
2つ目の決まったリズムで食事をとるということについては、ヒトの体には栄養を吸収する時間、排せつの準備をすり時間、排せつをする時間と大きく3つに分かれています。
この2つを理解していただく必要があります。なぜならご自身の生活コントロールして頂くことが重要だからです。それを理解して頂いた上で施術とエクササイズの指導をさせて頂いています。

診察で心がけていることと、地域のみなさまへのメッセージをお願いします。

私たちが心がけていることとしては、理念である「解決を提供する」とご自身の「体の学習」ということです。患者様にご自身の体の事を学んで頂き、現状や施術後の体のメカニズムなどを理解された上で施術をさせて頂いております。
こどもの国院は、窓が大きく光の当たり、開放感のある院内で皆様の施術をさせて頂きます。また個室やキッズルームもある為、ベビーカーと一緒にお子様連れの方でも施術を受けることができます。こどもの国院は治療院でありながら体の学校として自分の体を学べる場でもあります。縁があり、来院して頂いた方には健康に楽しく過ごせる人生のお手伝いを出来たらと考えています。

※上記記事は2015.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

フィット鍼灸整骨院 野宮 大嵩 院長

フィット鍼灸整骨院野宮 大嵩 院長 HIROTAKA NOMIYA

フィット鍼灸整骨院 野宮 大嵩 院長 HIROTAKA NOMIYA

  • 好きな場所・観光地: 落ち着くところ。カフェなど
  • 出身地: 青森県
  • 趣味・特技: 読書、食べること、料理
  • 好きな言葉・座右の銘: 日々向上
  • 好きなアーティスト: 東京スカパラダイスオーケストラ、椎名林檎

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