インタビュー/すずき眼科クリニック

すずき眼科クリニック 鈴木 由佳理 院長

すずき眼科クリニック鈴木 由佳理 院長

PROFILE

昭和大学医学部を卒業後、眼科を専門に研鑽を積む。大学病院や総合病院で経験を重ね、「藤が丘駅」に開業。

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

小さい頃、病院に通ったことがありました。その時に親身になって自分を診てくれる先生方の姿がずっと心の中に残っていたということがあります。理科系の授業、特に生物の授業が好きでしたが、将来の職業を見据えた時に「お医者さんになりたい」という目標がわきあがってきたのです。小さい頃の記憶…。困っている患者さんを助けてあげられる医療の道に携わりたいと思ったのです。

私が進学した昭和大学では学生と教授が何人かのグループを作り、様々な議論を交わしたり、相談したり、時には飲みに行ったり(笑)。そうしたチームのようなものがありました。
私のチームの教授がたまたま眼科の先生だったのです。しかもその教授の娘さんが私の高校の時の同級生だったのです(笑)。
とても怖いと評判の先生でしたが、私からすると同級生のお父さんという感じがして、教授も教授で娘の友達という見方をされていたのか、入局する前から随分と目をかけていただきました。
チームで飲みに行ったりしますと、私は教授と家が近かったので帰りのタクシーをご一緒することも多かったのです。医療に関わる様々なお話を聞くことが出来ましたし、眼科についての専門的なお話もしていただきました。いま考えますとちょっとした入局説明会のような感じでしたかね(笑)。
教授の医療にかける思いや取り組む姿勢を間近で拝見し、私も眼科医としての道を選択するに至ったのです。

開院しようと思い立ったとき、独力では医療の選択に制限が出てくる場合がありますので、勤務していた大学に近いこの場所に開院することに致しました。
眼科は内科との連携を欠かすことは出来ません。大学のそばにあることで患者さんにとっても利便性の高い医療が提供出来ているのではないかと思っております。

施術の際に心がけていることをお聞かせください。

子供の頃に通っていた病院の先生は女医さんだったのですが、子供でも理解出来るよう丁寧に説明していただいた記憶があります。それはスタッフの方も同様で、子供扱いすることなくきちんと対応していただきました。医師となってからいくつかの病院をまわり、外からでは見えなかったものも見てきました。立ち位置が変わったことを意識することなく、常に患者さんの側から見て気持ちのいい対応、接し方を皆で心掛けていきたいと思っています。

また、 専門用語をなるべく使わずにわかりやすい説明を心掛けています。
説明にかかる時間は幾分か長くなることもありますが、お一人おひとりが納得していただけるよう説明をおこなっていきたいと思っています。
患者さんは医療の専門家というわけではありませんので、自分の症状について正確に伝えることが出来ないという場合もございます。「ここら辺に違和感があるんだけど、はっきりはわからない」。眼科に関する症状に関しては特にその傾向が強いかと思われます。
眼の周りなのか、眼の中なのか、それとも皮膚科に該当する症状なのか。しっかりとお話を伺った上で疾患部位を特定し、患者さんにご理解いただけるよう説明をしていきたいと思っております。

地域の眼科専門医としての心がけをお聞かせください。

患者さんが最初に訪れる地域の診療所として、病気の早期発見に務めることが肝心だと考えています。大学病院で診ることの出来る患者さんの数には限界がありますので、最初の段階における診断や検査などは我々地域の医師が為さねばならぬことだと思っております。大学病院で手術を受けられた後の管理、アフターケアの部分についても同様です。

眼の疾患は内科や脳外科の疾患にも密接につながっています。例えば糖尿病や高血圧などの疾患は全身の動脈に影響が出ることが多く、眼底にその徴候が出るケースが多く見受けられます。
眼に不具合を感じられて眼科を受診し、眼底検査でそうした内科的な疾患の発見に及ぶことも多いのです。眼底の血管は全身で唯一、外から直接見ることが出来ますのでそうした徴候を発見しやすいという側面があります。
全身の疾患について自覚症状がなくとも、眼に何らかの不具合や変化をお感じになられた場合は眼底検査をおこなっていただくことをおすすめします。

コンタクトレンズの使用について、少しお聞かせください。

コンタクトレンズは医療器具です。にもかかわらず正しく使用して定期的に角膜の状態などを検診されている方は多くありません。特に装用感が軽く、初めて使用する方でも抵抗の少ないソフトコンタクトレンズは、角膜のトラブルが起こっていても気がつきにくく、症状が悪化した段階で診察に訪れる方が多いのです。
コンタクトレンズは角膜に直接載せて使用するものですので、正しい使用方法と日頃のケアが欠かせません。カラーコンタクトの使用も含め、角膜を愛護的に、大事にしていただきたいと思っています。

最後に地域の皆様へのメッセージをお願いします。

片目でモノを見ているということがあります。人間の眼は2つありますので、片一方の視力が落ちていたとしても自覚しにくいのです。眼が痛くなったとか明確な症状が出ている場合を除くと、眼科はなかなか訪れようとする場所ではないのかもしれません。ですが放っておくと重大な疾患につながる可能性もあるのです。眼がかゆい、ムズムズするなど、どんな小さなことでも何か気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
また、当院には小さなお子さんのベビーカーや車椅子をご利用の方も直接、検眼室や診察室にお入りになれます。患者様用の車椅子も御用意しております。
診療所ならではのきめ細やかな対応で、地域の皆様のお役に立つことが出来ればと思っております。

※上記記事は2010.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

すずき眼科クリニック 鈴木 由佳理 院長

すずき眼科クリニック YUKARI SUZUKI

すずき眼科クリニック 鈴木 由佳理 院長 YUKARI SUZUKI

  • 出身地: 東京都
  • 趣味: 温泉に行くこと
  • 愛読書・本: 医療関連書籍
  • 好きな映画: バック・トゥ・ザ・フューチャー
  • 好きな言葉・座右の銘: 一期一会
  • 好きな音楽: ボサノヴァ
  • 好きな場所・観光地: 沼津、箱根

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