茂木 陽子 代表（EQWELチャイルドアカデミーたまプラーザ教室)のインタビュー

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

自分の子供にどんな教育をしたほうが良いのかと考え、出会ったのが七田式でした。それがきっかけであり、すべての始まりだったということになります。私はそれ以前に教育関係の仕事をしていた時期もあるのですが、それ以降、七田式をいち早く取り入れていた他教室を実際に見て、「自分でやってみたい」と考え、市が尾に居を構えたのが平成6年（1994年）のことになります。
以来、18年間、子供たちの教育に携わらせていただいています。嬉しいのは足掛け何年という単位で、大きくなっても通ってきてくれる子がすごく多いことです。生徒と保護者、講師という立場を超えた人と人とのつながりはこの教室の宝だと思っています。
今年（2012年）に『七田チャイルドアカデミー』はたまプラーザに教室を移ることとなりました。これまでに増してスペースが広くなることで、より深く皆様とつながっていけるようにと願っています。

七田式教育の特徴をご説明ください。

人の脳は右脳と左脳とに分かれていて、そのうちの右脳が人の潜在能力を左右すると言われています。絶対音感や語学取得能力がその一例です。右脳の持つ特殊な力。七田式教育はその右脳を育てるという面が際立った特徴となります。では、一体どうすれば右脳を育てることが出来るのでしょうか？右脳にはいくつか特徴があり、そのうちの1つが「高速なものに反応する」ことです。例えば英単語を覚えるとして、1個、1個、覚えるのと、フラッシュカードをめくって次々に単語を見ていくのでは、確実に後者のほうが記憶されやすいという結果が出ています。
もう1つ、物事を覚えるのに頭の中で映像化して記憶していくのも右脳の持つ特徴の1つです。よく大人の自己啓発セミナーで、「自分のなりたい姿を思い浮かべる」ということを聞きますよね。イメージして行動することを子供のうちから繰り返すことで、能力を伸ばすことが可能になるんです。
『七田チャイルドアカデミー』では、右脳の秘められた能力を活性化させ、子ども達の未来の可能性広げていきます。

右脳の持つ特徴について、さらに付け加えることはございますか？

それから、右脳にはリラックスした状態で、プラスなものにこそ働くという大きな特徴があります。「これはダメ」とか、「キライ」といったマイナスのワードに右脳は反応をしません。また、安心してリラックスした状態でないとホルモン自体が分泌されないんです。親から子へと伝わる愛情があってこそ右脳は正常に働いてくれるわけで、子供の教育という面を考えれば、私はなによりそこが好きな点です。
右脳は6歳までの短い期間に成長が集中します。それはつまり、今の私がやろうと思っても身に付かないということなんですね。今しかない時期に脳の器を広げておくことが、子供の持つ可能性を開げていくと考えています。

保護者の方々に向けての勉強会も開催されていると聞いていますが？

子ども達がお教室に来るのは週に1回だけ。となれば、残りの日数をどう自宅で過ごすかということに大きな意味が出てきます。『七田チャイルドアカデミー』ではお母様方を対象に、脳の仕組みや、食育、ヨガ教室等を催しています。ここで私たちと一緒に学んでいただくことで、子供へのの接し方のヒントとしていただきたいんです。どのお母様もお父様も、我が子の能力が高まることへの期待感は当然お持ちだと思います。しかし、それと同時に、子供への接し方を学べるということも、好評をいただいています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。

『七田チャイルドアカデミー』ではご予約の上、体験教室を随時おこなっています。プログラムは体験用の特別なものではなく、同じ月齢の子供がおこなっているプログラムをそのまま体験していただくものですので、教室の中身を充分にご理解いただけるものと思っています。
先程申しましたように、子供の脳が加速度的に育つのは0歳から6歳という限られた期間になります。その時期にどれだけ良質の刺激を与えるかで、子供の持つ可能性が変わってきます。その機会を子供に与えることは、そのまま親から子への素晴らしいプレゼントになると私は捉えています。脳科学に基づいた“あったかい”子供との関わり方を学ぶ場としても是非お考えいただければと思います。

※上記記事は2013.2に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。