大野 承 オーナー(3丁目カフェ)のインタビュー

3丁目カフェ 大野 承 オーナー

3丁目カフェ 大野 承 オーナー Sho Ohno

東京都出身。退職後に美しが丘中部自治会などの会長を務め、2014年に「次世代郊外まちづくり」の一環として「3丁目カフェ」をオープン。(東急田園都市線 たまプラーザ駅より徒歩5分)

始まりはコミュニティカフェ

3丁目カフェのオープンは2014年。東急電鉄と横浜市が組んだ「次世代郊外まちづくり」のひとつとして始まりました。当時、自分は長年務めていた会社を退職し、自治会の会長を始め、老人会などいろいろな役をやっていた時期でした。その流れで「地域の人たちが集まるコミュニティカフェをやりたい」と提案したら、周りから「いいじゃないですか」と言われてオープンすることになりました。退職後は、趣味の俳句や温泉、サイクリングなどを楽しむ悠々自適な生活を送るぞと思っていたのに、追い込まれ開店ですよ……というのは冗談ですけど(笑)。退職後に始めたものが、こうして大きく広がっていったことは嬉しいことでもありますね。

様々な用途で使える多目的イベントスペース

3丁目カフェは、ライブやパーティーなど様々な用途で使っていただける多目的なイベントスペースです。火曜~金曜の平日はカフェ営業も行っていますが、メインはイベント利用。最初は、もっとオールラウンドでやろうと思っていたんです。コミュニティスペースにライブハウス、イベントも出来るレストラン。でも、全部を並列するのはなかなか難しくて、自分自身が疲弊しちゃったんですよね。それもあって、今はイベントスペースの利用を中心に展開するようになりました。

年間イベント数は大小あわせて600以上!

アーティストの音楽ライブやマルシェといった大きなものから、ピアノの発表会や趣味のグループによる手芸、絵画、茶道教室まで、大小含めて年間で600イベントくらい。月に1000人以上の方に来場いただいています。公開イベントは当店のホームページにスケジュールをアップしているので、気になるものがあれば気軽に参加してみてください。ソーセージやパン作り教室、占いなど、面白いものも多いですよ。

発信&参加が可能なイベントスペース

当店の強みは、音楽ライブなどの公開イベントだけでなく、貸切のパーティーまで、幅広いジャンルのイベントに対応できること。音響設備もいいものを揃えていますし、料金もかなりリーズナブル。地区センターなどでイベントを開催しようとすると飲食はNGなど制約も多くなると思いますが、当店では飲食も可能。「こんなこと出来ないですか?」という希望を叶えることが出来ますので、無理かなと思うことも相談してみていただけたらと思います。食事メニューも、イベントに合わせてスタッフやシェフが一生懸命考えて提供しているので、毎回「美味しい」と言っていただけて評判も上々です。地域のお年寄りのイベントでは近くのいい酒屋さんと相談して、こだわった日本酒を出したりもしています。場所を提供するだけでなく、いかにそれを彩れるか。カスタマイズのお手伝いができるのも当店の特徴です。

3丁目カフェならやってみたいことが可能に

『あなたの夢を実現します』というのが、この3丁目カフェのポリシーです。ライブを始め、クラス会や懇親会、結婚パーティー、趣味のワークショップ、勉強会まで。やってみたいことを実現できる場所で在りたい。そう思っています。食と映像・音楽、全てを総合して展開できる場所は今、非常に少ないと思うんです。ホテルの宴会場なら出来るけど、ホテルだと若干敷居が高い。そんなときに当店を使っていただきたいなと考えています。個人の好きなことを自由にできる場所。そして、それが公開イベントであれば地域の方の交流の場所にもなるのかなと思っています。ミラーボールもあるから、ディスコパーティーも出来ますよ(笑)。事業として成り立つように後継者の育成も考えていかなくてはいけないのかなとも思いますが、自分が元気で頑張れるうちは皆さんの夢の実現をまだまだお手伝いしていきたいです。いろんな方とお会いするのも元気の源ですから。

 

※上記記事は2021年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

3丁目カフェ 大野 承 オーナー

3丁目カフェ大野 承 オーナー Sho Ohno

3丁目カフェ 大野 承 オーナー Sho Ohno

  • 出身地: 東京都
  • 趣味: 俳句・囲碁・旅行・サイクリング
  • 好きな映画: 『黒いオルフェ』『ロード・オブ・ザ・リング』
  • 好きな音楽: クラシック
  • 好きな場所: 自分の店

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