岩松 梨惠 主宰（アロハビューティー フラスタジオ・オラ ノ テ アロハ)のインタビュー

自分の中の癒しを求め、多くの学びや経験を

これまで色々なことを経験をしてきました。もともと精神世界や心理学などに興味があり、そういった中でエニアグラム（人間学）という学問と出会い、学び始めました。エニアグラムの第一人者である鈴木秀子氏に師事し、国際コミュニオン学会認定のファシリテーター資格を取得し、講座をアシストしていました。他にも、心身の開放を求めてジャズダンスを学んだりと、多方面で色々な経験をしてきました。またクラブメッドという世界で展開しているリゾート施設で働いていた際には、エンターテイメントショー出演のために舞台に立ち、そうした経験の中でフラダンスやタヒチアンダンスと出会ったのです。

フラダンスと出会い、心が緩んでいくのを感じた

エニアグラム・ファミリーテーターとして人を導くことの難しさに戸惑っていた頃に出会ったフラダンスには、自分の心が自然と緩み、浄化していくのを感じました。踊っていると自分の中の雑念が取れていくのです。不思議な感覚なのですが、自分がフラダンスに癒されているのを感じ、そこからのめり込んでいきました。そして新婚旅行でハワイに行った際に、フラダンスの女神と言われているラカの神殿跡があるカウアイ島を訪れました。その際も偶然が重なり、通常では足を踏み入れることのできないラカの神殿跡に入ることを許され、ハワイの人々のフラへの想いを感じることができたのです。こうした経験から、フラダンスに運命を感じずにはいられませんでした。そこからはフラダンスの講師として色々な場所で、フラダンスの魅力を多くの人に知って欲しいという想いで教えてきました。

フラダンス特有の空気感をたまプラーザにも感じ、スタジオをオープン

自分のスタジオを持ちさらに多くの人々にフラダンスの魅力を伝えたいと、2015年にアロハビューティー フラスタジオ ・ オラ ノ テ アロハをこのたまプラーザにオープンしました。もともと、たまプラーザという街の雰囲気が好きでしたし、たまプラーザの少し優雅で落ち着いた雰囲気がフラダンスのゆったりとした空気感とマッチすると思い、この場所を選びました。フラダンスは3歳から100歳まで楽しめると言われており、実際におばあちゃん、お母さん、お子さんと３代で楽しまれている方も多くいらっしゃいます。このためスタジオでは、親子クラス、レベル別の大人のクラス、年齢ごとのキッズクラスと豊富にクラスをご用意しています。そして、年齢や国籍を問わず多くの方にご参加いただき楽しんでいただいています。

親子で楽しくから競技会参加まで、フラダンスの楽しみ方は様々

スタジオはまず、親子フラダンスのクラスからスタートしました。親子フラではコミュニケーションがとれることはもちろん、お互い日常生活とは違う発見があったりと家族としてのつながりを感じていただけることが多いようです。そして、お子さんが成長してくるとお友達と一緒に踊りたいとキッズクラスへ進まれたり、お母様はご自身でももう少し難しいダンスにチャレンジしたいなど、フラダンスの楽しみ方も変わってきます。私自身も思っていることですが、踊るということは心身を開放して、自分自身を表現することであり、見える世界も広がってきます。そういったフラの魅力を感じていただいている生徒さんが増えているのを感じ、とても嬉しく思っています。タヒチアンダンスも同様です。身体を激しく振動させることで浄化作用もおこります。踊って楽しむクラスだけでなく、競技会を目指し、より高度な練習をすることができるクラスも準備しており、生徒さんそれぞれの楽しみ方をサポートしています。

スタジオに来て下さる生徒さんはみんなオハナ（家族）という想い

フラダンスもタヒチアンダンスも、競い合うのではなく、心地よい時間を共有していくものです。だからこそ、心地よい時間を一緒に過ごすことができる生徒さんとは、ハワイ語で家族という意味のオハナだと思っています。オハナだからこそ、今の分断された時代を前向きに楽しく一緒に乗り越えていきたいと思うのです。フラダンスを通して、オハナになれること、素敵な時間を一緒に過ごせること、本当に嬉しく思っています。少しでもフラダンスに興味を持っていただいた方、ハワイやタヒチがお好きな方、癒しと喜びの時間を一緒に過ごしませんか？どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

※上記記事は2023年5月に月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。