田園都市高血圧クリニックかなえ 米山 喜平 院長 KIHEI YONEYAMA
聖マリアンナ医科大学卒業。同大学循環器内科に入局。Johns Hopkins大学(循環器)を経て、東横病院心臓病センター副センター長に就任。 2021年9月10日に『田園都市高血圧クリニックかなえ』を開設。現:聖マリアンナ医科大学内科学(循環器内科)非常勤講師。
聖マリアンナ医科大学卒業。同大学循環器内科に入局。Johns Hopkins大学(循環器)を経て、東横病院心臓病センター副センター長に就任。 2021年9月10日に『田園都市高血圧クリニックかなえ』を開設。現:聖マリアンナ医科大学内科学(循環器内科)非常勤講師。
幼いころから駆動系が好きでした。キョロQであればゼンマイ、ミニ四駆であればモーター、車であればエンジン。医学部6年生の時、どんなお医者さんになろうか考えていましたが、即決で心臓の医者になると決めました。きっと人間にとって、心臓や血管が駆動系だからかもしれません。心臓は1日10万回も動きます。休むことなく働き続けます。医師となった私も、大学病院で20年間、主に狭心症や急性心筋梗塞、心不全、不整脈、脳梗塞、腎不全、血管病、貧血などの心臓血管病の治療に携わり、昼夜を問わず心臓病と戦ってきました。これまでの経験を活かし、これからはこのクリニックで心臓のように休まず勉強し続け、信頼される医療を提供いたします。
高血圧の患者数は約4,300万人で日本人の約1/3です。多くの病院や診療所は高血圧の患者さんの診療をしています。内科でも外科でもその他の診療科でも。しかし、高血圧の治療ってどの先生も治療できる簡単なものなのでしょうか? 血圧の薬を処方するのが高血圧の治療なのでしょうか? そもそも高血圧の原因はなんでしょう? 薬以外に治療はないのでしょうか? 全国に1つくらい高血圧をクリニックの名前にかかげ、高血圧と向き合う診療所があってもよいと思い、「高血圧クリニック」と名付けました。
日本では年間約10万人が高血圧による脳・心血管疾患で死亡しています。日本人の死亡原因として高血圧は大きな存在であり、寿命に影響しています。しかし、高血圧は無症状なので知らない間に病気が進んでいってしまいます。では、高血圧の状態を放置していると心臓はどうなるでしょうか? 狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、高血圧性心筋症、ならびに大動脈瘤、大動脈解離などのどの重大な病気につながります。脳はどうでしょう? 高血圧の状態が長く続くと、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの重大な病気につながります。では腎臓は? 慢性腎臓病になり、こちらも重大な病気につながっていきます。血管も然りです。高血圧の状態が長く続くと動脈硬化が進みます。高血圧は、かくれ心不全、かくれ脳梗塞、かくれ腎不全、かくれ動脈瘤といった高血圧の合併症をつくってしまいます。これら高血圧の合併症を早期に発見し、身体の状況に合わせて薬の選択や血圧を管理するが大事です。
当院は、今現在、高血圧の方に最適なクリニックです。血圧の薬を飲みたくない、血圧が高いといやで血圧測定したくない。結果、血圧を放置し、なんとなく気分がもやっとしている方はどうぞ当院へお越しください。なぜ血圧が高いのか、理由を知りたいという方もお気軽にご相談ください。
当院は循環器診療ができるように設備されております。心臓や肺をみるレントゲン検査、CANON社の超音波、心電図、血管年齢、ホルター心電図、尿検査が可能。胸痛、動悸、むくみ、不整脈、健康診断、人間ドック、ワクチン、無呼吸症候群の検査などもできます。
クリニックには大きな特徴が3つあります。1つ目は15分で結果がだせるドライケム血液検査です。ドライケム15分は、体調が悪い患者さんの血液がすぐに分かり、結果を迅速に知りたいという方の要望に答えることも可能で、大きな病院に搬送しなければいけないかの判断材料となるなどのメリットがあります。2つ目は、TANITA社製の医療用体組成計です。この体組成計は体型診断、部位別体脂肪診断、部位別筋肉量診断、左右筋肉バランス診断、基礎代謝量、総合体液水分診断が可能で、体重証明書の発行もできます。TANITA社製の医療用体組成計は、むくみ、心不全の評価にも最適です。また、患者さんの身体にしたがって1日摂取カロリーを指導することができるため、その方に合ったダイエットのための摂取カロリーを指導することができます。高血圧の方の多くは肥満です。医師20年の知識と経験をもとにダイエットプログラムを提供し、健康的にやせる指導をおこないます。3つ目はCT・MRI検査です。徒歩2分で頭部MRIや腹部CTなどの撮像が可能なため、大きな病院レベルの医療を提供できます。発熱や体調不良は、新型コロナウイルス感染症だけではありません。CTやMRIの画像診断を用いることで全身を検査することが可能です。
加えて、クリニックはドアが二つある構造を生かした診療体制になっております。新型コロナウイルス感染症で様々な不安を抱えている方のために、ゾーニングをおこなうことが可能になっております。当院では新型コロナウイルス感染症の検査のみならず、患者さんが安心してクリニックで診察が受けられる体制を整えています。
当院は「オーダーメイド医療」をおこないます。オーダーメイド医療とは、患者さんに寄り添うこと。患者さんの体質や病状に合った薬や治療法を選ぶとともに、患者さんの願いをかなえようとする姿勢を堅持してまいります。クリニックは医療レベルにおいては大病院にはかないません。しかし、大学病院などの高度先進医療は、その治療が複雑で精密であるがゆえに、医師が主導となる治療になることがあります。小回りの効くクリニックだからこそ、患者さん主導となるオーダーメイド治療が可能になるのです。患者さんに寄り添うことで、患者さんの願いをかなえたい。そう思っています。
心臓一筋20年、ウエイトリフティング日本代表チームドクターである院長の米山喜平です。当院は、皆様の願いをかなえる姿勢を大切にしています。当院にいらしたら遠慮なくあなたの願いをお聞かせください。オーダーメイド医療はそこから始まります。皆様のわがままをお聞かせください。また、当院では皆様の1人ひとりの違いを尊重し、大切にします。社会的、経済的、家族背景、人生の目標なども含めて、1人ひとりの違いを大切します。あなたのかかりつけ医として、迅速な診療とわかりやすい説明をおこない、皆さまの生活の質を尊重し、サポートし、必要な場合には近隣病院と連携して専門の病院との間に入り助言をいたします。予約なしでも受診可能です。どうぞお気軽にご利用ください。
※上記記事は2021年10月に取材したものです。
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