楢山 知明 院長 & 知紗 副院長(知産婦人科(旧:レディースクリニック服部))のインタビュー

知産婦人科(旧:レディースクリニック服部) 楢山 知明 院長 & 知紗 副院長

知産婦人科(旧:レディースクリニック服部) 楢山 知明 院長 & 知紗 副院長 TOMOAKI NARAYAMA & CHISA

1991年より続いてきた「レディースクリニック服部」を夫婦で継承、2022年春に「レディースクリニック服部」は、「知産婦人科(ともさんふじんか)」へとクリニック名を変更し継承開業する。(東急田園都市線「たまプラーザ駅」より徒歩6分「あざみ野駅」から徒歩11分)。

夫婦2人で力を合わせて

【楢山 知明 院長】
私は神奈川の足柄という医者の少ない地域の出身です。地域の救命医療の最後の砦である大学病院から飛んで来るドクターヘリをみて、医療の道に進み地域に貢献したいと考えました。
産婦人科医は、24時間365日、医者であらねばなりません。超緊急帝王切開ではいかなる時も直ちに赤ちゃんを出してあげなければいけない。ある意味、四六時中緊張を強いられるわけですがその分、産婦人科医だからこその喜びがあります。ご存知のように、そもそも産婦人科はなり手が少なく、その上、産科を開業するとなるとさらに限られてきます。
昨今の出生数の減少に加え、開業産科医の高齢化、新型コロナウイルスの影響で閉院をした、または考えている産科開業医の先生方のお話を数多く伺い、出生数減少と同等に地域周産期医療を担う産院の維持も周産期医療における大きな課題であると実感しております。
夫婦2人で力を合わせ次世代に繋がる分娩施設を創る事を目標にしてきました。
2021年12月末に先代の服部一志先生よりクリニックを継承することとなりました。服部先生からの唯一の継承条件は「私が診てきた妊婦さん・患者さんを引き続き外来で診させてくれないか」でした。診ている妊婦さん・患者さんのことを第一に考える。私が服部先生の立場であったとして、果たして口にできるかどうか。同じ産科医・医療者として尊敬の念を抱き、是非ともレディースクリニック服部を引き継がせていただきたいと思ったのです。
【楢山 知紗 副院長】
私には弟がいました。生まれつきの疾患があり、3歳の時に亡くなってしまったのですが、長い間、家族の中で弟のことにふれることはあまりなかったのです。母からしてみれば、本当に辛かったのだと思います。当時はカウンセリングなどもあまりなかった時代でしたから。でも、私の中ではずっと弟のことが心に残っていましたし、「どうして亡くなってしまったのか」という気持ちがずっと離れないままでした。弟のこと、母のこと、その両方をもっとよく理解するには、産婦人科医になることが最善の道と考えたのです。

専門性の高い医療をクリニックで

【楢山 知明 院長】
専門性の高い医療を提供できることが当クリニックの特徴の1つと考えています。産婦人科は、専門分野が多岐にわたります。お産の道(周産期医療)を極めるという選択肢もありますし、婦人科腫瘍や腹腔鏡手術の道に進むという選択もあります。また妻がそうであるように、超音波による胎児疾患の早期発見に習熟するという道もあれば、女性のヘルスケアに特化することも可能でしょう。不妊治療を除き、専門性の高い診断能力を有し、かつ、複数の専門医の目でチェックをおこない、数多くの治療の選択肢を提示できることが当クリニックの特徴と考えています。

1人ひとりの方のベストを考えられることのできる産婦人科医に

【楢山 知明 院長】
自分の家族に勧められる医療であることが、正しく誠実な医療と言えるのではないでしょうか。家族ならば選ばない医療を他人に提供してはなりません。常に目の前の妊婦さん・患者さんに、自分の家族が受けてもらいたい医療を提供してまいります。

【楢山 知紗 副院長】
ずっと患者さんのベストを考えることのできる医師でありたいと思ってきました。もちろん、すべての治療を自分が手掛ける必要はありません。患者さんとよく話し合った上で、正確な、そして最新の医学知識(エビデンス)に基づいてベストな治療をご提示していきたいと考えています。それを可能にするには、広範な知識が必要になります。私たちが様々な専門医を取得したのもそれが念頭にあったからで、今後も努力を重ね、患者さんにとって利益となる情報をわかりやすくお伝えできればと思っています。

出産・子育てにやさしい地域づくりに貢献

【楢山 知明 院長】
今の時代は、“次のお子さん”を産むというハードルが非常に高くなっています。小さな子供を抱えて頼れる人が周りにいなければ、そう思われるのも当然と感じます。そのうえ新型コロナウイルスの影響で里帰りでの分娩が少なくなり、ママ友との交流も減り、“次のお子さん”を産むハードルは高くなる一方です。
2016年(平成28年に)初めて100万人を下回った出生数は、2021年は81万人まで減少し、2022年には80万人を下回るとの予測で出生数の減少が一層加速しています。
地域や社会全体で出産・子育てにやさしい地域づくりを考える必要があります。
○月○日頃に出産できるとわかっていると、その付近でご家族が休みをとり、サポートすることが可能になる場合もあり、当院では主に経産婦さんに対し計画出産も行っております。

また、当院ではお産に伴う“痛み”の軽減にも力を入れております。お産したから、あぁー、やっと終わった~ではないのです。お産をして一休みしたら直ぐに育児がスタートします。長時間の陣痛に耐え疲労しては育児にも影響がでる場合もあります。アメリカやフランスでは8割以上が無痛分娩を選択するのに対し本邦では無痛分娩を行う方は増加傾向でありますが未だ1割程度です。産後の回復等を考慮し当クリニックでは安全な無痛分娩を推奨しています。
当然のことながら、計画出産がすべて想定通りに進むとは言えませんし、無痛分娩にもメリットもあれば、デメリットもあります。あらゆる情報を妊婦さんやご家族にお伝えすることで、ご夫婦の治療の選択肢を広げていただきたいと思います。その結果として、出産や子育てに優しい地域づくりに貢献できたらと考えています。

地域の皆さんへメッセージ

【楢山 知明 院長】
お産をどこでするかはまだ決まってないけど、無痛分娩の話を聞きたいという方はどうぞお気軽に相談にいらしてください。自分の家族が受けてもらいたい医療を常に提供できるクリニックであり続けるために努力を続けていきます。皆さんが気軽に訪れることのできる産婦人科クリニックを目指してまいります。

【楢山 知紗 副院長】
2022年春より『レディースクリニック服部』は『知産婦人科(ともさんふじんか)』に名称が変わり、新たな船出となります。産科に力を入れていくことはこれまでと同様に、婦人科の患者さんの診察にも力を入れてまいります。どうぞお気軽にご相談ください。患者さんに寄り添い、誠実であたたかな医療を提供してまいります。

 

※上記記事は2022年2月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

知産婦人科(旧:レディースクリニック服部) 楢山 知明 院長 & 知紗 副院長

知産婦人科(旧:レディースクリニック服部)楢山 知明 院長 & 知紗 副院長 TOMOAKI NARAYAMA & CHISA

知産婦人科(旧:レディースクリニック服部) 楢山 知明 院長 & 知紗 副院長 TOMOAKI NARAYAMA & CHISA

  • 出身地: 【知明院長】神奈川県足柄【知紗副院長】神奈川県川崎市
  • 趣味・特技: 【知明院長】無痛分娩・手術/ゴルフ【知紗副院長】映画鑑賞
  • 好きな本・作家: 【知明院長】落合信彦【知紗副院長】池井戸潤
  • 好きな映画: 【知明院長】えんとつ町のプペル【知紗副院長】風の谷のナウシカ
  • 好きな言葉: 【知明院長】気付かなければ何も生まれないし、何も変わらない【知紗副院長】楽あれば苦あり 苦あれば楽あり
  • 好きなアーティスト: 【知明院長】奥田民生【知紗副院長】トニーベネット
  • 好きな場所・観光地: 【知明院長】オペ室/伊豆【知紗副院長】北海道

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